インタビュー

攻めのDX化に⼤きな期待

企業情報

  • 業界:卸売業・小売業/各種商品卸売業
  • 従業員数:270名
  • 資本金:1億1800万円
  • 導入台数:15台
  • 売上:55億円
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導入の背景

営業系の部署でまずは導⼊し始めた。営業と⾔っても業務内容はそれぞれ異なり、デスクワークも多い。年間での繁閑差が⼤きい特性もある。

営業としての最適な業務のやり⽅と、繁忙期に向けて繰り返し作業の効率化などを進める⼿掛かりにしたいと思い、導⼊を決めた。

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導入方法・導入時の工夫

導⼊意図は最初に説明し、特に反発などは起こらなかった。使い⽅の結果を⾒ながら、業務時間や繰り返し作業の多さを個別にフィードバックして、改善を促している。 パソコンスキルの差による課題などがレポートで⾒えてくると、何が課題か⾒えるようになってきた。

セキュリティ観点からのパソコンの使い⽅も気になっていたが、そこが確認できるレポートにもなっているので役⽴つ。

導入方法・導入時の工夫のイメージ

導入による効果・変化

業務の最適化・効率化に関して RPA 導入などを想定していたが、本サービスで気づいたのはその手前の課題である。思ったより繰り返し作業が多い事、また同じ作業でも人により時間差が大きいこと、パソコンスキルの差による違いなどが見えてきた。そこで社内勉強会を開いてExcel の効率的な使い方を共有したり、できるスタッフが他のスタッフを個別サポートしてパソコン作業の効率化を進めるようにし始めた。

また、本サービスを入れたことで手間の多さに気づき、顧客管理システムを別途導入した。受発注のデータを繰り返し転記していたが、システムを使えば一元管理でき、転記の手間もいらなくなった。主な効果は以下のとおりである。

導入による効果・変化のイメージ
  • パソコンスキルの差など具体的な改善点が⾒えて、着⼿できている。
  • 実態の可視化をもとに、繰り返し作業などの課題を明確にして、そこに対応するシステム導⼊などを判断できた。

さらなる活用に向けて

今導⼊している部⾨以外でも有効性が⾼いと思っている。たとえばEC事業を担っているグループ会社は、作業としては同種の受発注対応が多く、本サービスをもとにして根拠をもった⽣産性向上の取組を⾏っていけたらと考えている。

また、会社の⽅針として、⼈材育成とDX を⼤きなテーマとして掲げている。本サービスは、⽇頃、薄々気づいていたようなことを定量的に⽰してくれるので、どういう意図で何をシステム化するかといった観点での検討を、今後も進めたいと思う。

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