企業情報
顧客情報や仕切値等、機密情報が入っている業務用システム。
ある時レポート上で、システムを利用しているPCに身に覚えのないゲストアカウントが表示されるようになった。
日次レポートで確認すると、ツールを使う仕事は多くて1日1時間程度のはずが、ほぼ1日中操作していることがわかった。
PCを利用できないはずの夜中にも操作ログが確認された。操作の内訳からも、本来業務のための作業でないことは明らかだった。
レポートのデータを証拠として調査を進めた結果、従業員と第三者が共謀し、外部からの不正アクセスを行っていることが発覚した。
ゲストアカウントでのシステム操作は原則できない仕組みに変更。
新規アカウントのアクセスがあった場合は、それを検知し当該従業員に理由を確認後、理由が正当であれば許可する運用にした。
管理者でもみだりにアカウントが作成できないよう、アカウント作成用のPWの自動保存機能を停止した。