News Releaseニュースリリース

2022 株主総会の企画運営で豊富な実績を有するNTTアドと
優れた配信技術を有するNTTスマートコネクト、株主認証技術の実績を有するコインチェックとの協業により、
ハイブリッド型・バーチャルオンリー型など新たな株主総会の実現に向けた提案活動を開始

2022年4月8日

株式会社エヌ・ティ・ティ・アド
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社
コインチェック株式会社

株式会社エヌ・ティ・ティ・アド（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：東明彦　以下、NTTアド）とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：秋山修二　以下、NTTスマートコネクト）、コインチェック株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：蓮尾聡　以下、コインチェック）は、各社の強みを組み合わせ、株主総会を主催するお客さま（企業）の新たなニーズに応え、安心・安全かつ柔軟な株主総会開催のお手伝いを目的とした協業を開始いたします。

2022年度の株主総会に向けて提案活動を開始し、より多くのお客さまの株主総会の企画運営のワンストップでのサポートをめざします。

1.背景

with/afterコロナ時代においては、働く場所や学ぶ場所を選ばないワークスタイルであるニューノーマルな働き方が定着化すると考えられておりますが、株主総会の運用においても、様々な対応、変革が求められています。大人数が一つの場所（リアル）に集う従来のスタイルの見直しが余儀なくされているほか、産業競争力強化法^※１により「場所の定めのない株主総会」に関する制度が創設されバーチャルオンリー型株主総会^※２の開催が可能となったことなど環境の変化を受けて、リアルとオンラインを融合した「ハイブリット型株主総会」、リアル開催を伴わない「バーチャルオンリー型株主総会」（以下、合わせて、「ハイブリッド型・バーチャルオンリー型株主総会」）へのニーズが本格化しています。このような状況を受け、NTTアドとNTTスマートコネクト、コインチェックは３社の強みを活かした協業を開始し、株主総会を主管する企業の総務部門の皆さまが抱える課題を、ICTを活用したデジタルトランスフォーメーション（DX）により解決してまいります。

２.3社協業による強み

「ハイブリッド型・バーチャルオンリー型株主総会」においては、長年培ってきた株主総会の企画運営ノウハウを有するNTTアドと、インターネット配信^※３で豊富な実績のあるNTTスマートコネクト、更には、株主認証^※４で信頼性の高さに定評があるコインチェックが手を組むことによって、主催企業の環境の変化を受けた新たなニーズに対応しつつ、安心・安全な株主総会実施に向け、万全のサービスをご提供いたします。

これにより、例えば、大規模な集合形式の回避や、遠方におられることにより、これまで参加が難しかった株主さまにご参加の環境を提供するなど、これまでの株主総会とは違った、株主さまへの配慮に富んだ総会運営の実現が可能となります。

３.今後について

まずは、2022年度の株主総会シーズンに向けて、「ハイブリッド型・バーチャルオンリー型株主総会」の提案を開始し、主催企業のニーズを伺い、新たな可能性の追求や、環境変化にあった総会運営を企画提案、運営してまいります。

「ハイブリッド型・バーチャルオンリー型株主総会」について

「ハイブリッド型・バーチャルオンリー型株主総会」は、ホテルの会議場等で行う株主総会をリアルタイムで視聴可能とする映像配信等を伴うサービスです。視聴している株主さまからの反応やコメントにも対応することができ、従来の集合形式の総会からの移行を考える企業が増えてきています。株主総会の完全オンライン化解禁（2023年6月予定）に向けた動きが続くなか、今後ますます多くの企業が「ハイブリッド型・バーチャルオンリー型株主総会」を導入していくことが見込まれます。

中でも、「ハイブリッド型（出席型）」、「バーチャルオンリー型」は、株主さまの出席/議決権行使等をバーチャル（オンライン）で行うことから、運営方法、株主さまへの接遇などがこれまでの株主総会とは大きく異なるため、周到な準備と相応のリスク管理が必須であり、豊富な経験・実績を有する本件協業参画企業が、主催企業に伴走しサポ―トいたします。

また、株主総会の実施実績の乏しい新規上場企業には、ご要望に応じて、株主総会の運営企画・実施に豊富な知見を有するNTTアドと、優れた配信技術を有するNTTスマートコネクト、認証技術の実績を有するコインチェックが協同でワンストップにてサービスをご提供します。

具体的な「ハイブリッド型バーチャル株主総会」では、下記のプランを中心にご提案いたします。

①ハイブリッド型（参加型）【会場開催＋配信】

ホテルの会議場等で株主総会を実施し、その様子をリアルタイムで配信することで、遠方からも同時に視聴することが可能です。コロナ禍における感染症対策だけではなく、遠方に居住の株主さまやご高齢の株主さまにも株主総会の模様をお届けすることが可能です。

②ハイブリッド型（出席型）【会議開催+出席】／バーチャルオンリー型

ホテルの会議場等で株主総会を実施し、その様子をリアルタイムで視聴可能とするのみならず、議決権行使などあたかも会議場等にて出席しているのと同様の環境をご用意するハイブリッド型、あるいは、会議場等における開催を無くし、すべてオンラインで総会運営を行うバーチャルオンリー型の実現が可能です。

ハイブリット型・バーチャル型株主総会の各段階での具体的な期間とサポート内容