News Releaseニュースリリース

2014ネットワーク仮想化技術(VMware NSX™)を活用した「ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)」「スマートスケーリングサービス(仮称)」 のβサービス提供について

2014年11月4日

エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社

お客さま各位


 平素は、弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:窪薗竜二 以下、NTTスマートコネクト)は、クラウドサービスの利便性向上に向けて「ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)」「スマートスケーリングサービス(仮称)」をβサービスとして提供いたします。

1.サービス提供の背景

 企業でのクラウドサービスの活用が進む中、社内システムとクラウドサービスの組み合わせによる業務の効率化や、必要なコンピュータリソースを迅速に確保できるIT環境の整備が求められています。

NTTスマートコネクトでは「スマートコネクト VPS」サービスを通じて、企業向け仮想サーバーの提供を行ってまいりましたが、VMware NSX™で実現した「ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)」「スマートスケーリングサービス(仮称)」の提供により、多様化するニーズにお応えしたいと考えています。

2.サービスの概要

■ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)(図1)

・お客さまの環境にVMware NSX™による仮想ルーターを提供し、オンプレミス環境とクラウド環境をシームレスに接続するサービスです。

・オンプレミスとパブリッククラウドが混在することで複雑になりがちなシステムを、コントロールパネルにより効率的に統合管理することが可能です。

(図1)

ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)図1

 

■スマートスケーリングサービス(仮称)(図2)

・お客さまの利用形態に合わせ、仮想サーバーはもちろん、仮想ロードバランサも生成しながらシステムリソースの自動拡張や縮退を行うサービスです。

・ストリーミング配信事業におけるオペレーションノウハウを活かした独自のオートスケールロジックに加え、お客さまカスタマイズでの設定が簡単にできます。

・さらに、オートスケールで生成される仮想サーバーのそれぞれにNSXの分散ファイアウォールを適用する事によってマイクロセグメンテーション化し、負荷を高める原因となる仮想サーバーへの不要な通信を遮断することができます。


(図2)

ハイブリッドクラウド接続サービス(仮称)図2

 

3.βサービスの目的

 日々エンドユーザーさまのシステム運用やクラウド化検討を行われているSI事業者の皆様に、βサービスを通じて機能性や利便性についての評価をいただき、サービス化における最終確認を目的とするものです。

 SI事業者の皆様にはβサービス期間中に各種技術的な確認や、運用性についての確認を実施いただけます。

4.提供期間

 平成27年2月1日から平成27年3月31日

(βサービスご利用申し込み等の詳細については別途お知らせいたします。 また、設備的な制約から収容数に限度があるためお断りする場合もございます。)

5.その他

 今回のβサービスの発表に伴い、ヴイエムウェアの三木泰雄社長より以下のコメントをいただいています。

ヴイエムウェアは、NTTスマートコネクトのVMware NSX™による新サービスの提供を歓迎します。「スマートコネクトVPS」は、VMware Hybrid Cloud Powered認定クラウドサービスとして、これまでにも多くのお客さまのクラウドサービス移行を支援して来ましたが、今回の新サービスによって、よりお客さまオンプレミス環境との親和性を高め、更にクラウドサービス特有の柔軟な拡張性を高め、またVMware NSX™のマイクロセグメンテーション機能の活用によって、セキュリティの強化も実現できるものと期待します。
ヴイエムウェアは、今後もNTTスマートコネクトとのパートナーシップを通して、国内企業ユーザの皆様にIT基盤の柔軟性と多様な選択肢を提供して参ります。

 

VMware、VMware NSXは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】

NTTスマートコネクト 経営企画部 /サービスオペレーション部
山下、山崎
TEL:06-6147-5091
E-mail:pr@nttsmc.com