News Releaseニュースリリース

2002NTTスマートコネクト、iDCのIPバックボーンを大幅に増強~西日本最大級のコンテンツ配信環境のブロードバンド対応強化~

2002年10月17日

NTTスマートコネクト株式会社

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下:NTTスマートコネクト、代表取締役社長:伊藤彰敏、本社:大阪市北区)は、ブロードバンドインターネット環境の急速な普及を見据えて、平成14年内にiDC(インターネットデータセンター(注1))のIPバックボーンの大幅増強を行います。

●IPバックボーン増強概要
・10月10日(完了)1Gbps増強
(回線総容量は2.5Gbpsから3.5Gbpsへ増強)
・12月下旬 (予定)1Gbps増強
(回線総容量は3.5Gbpsから4.5Gbpsへ増強)

●NTTスマートコネクトのIPバックボーン(対外接続環境)図
別紙参照


 今回の増強によって、弊社iDCのIPバックボーンは従来の2.5Gbpsから4.5Gbpsとなり、西日本(大阪)からのコンテンツ配信環境としては最大級となります。これにより、今後も急速な発展が予想されるホームページ上での映像・音声などによる情報配信やアクセスが一時に集中する大規模なコンサートのライブ中継など、ブロードバンド環境をいかした様々なコンテンツ配信にも余裕をもって対応できるようになります。

 また、ビジネスエリアである堂島に位置し、高度なセキュリティシステムをもつ弊社iDCはSI事業・ホスティング事業・ASP事業(注2)・MSP事業(注3)などiDC上で自社ビジネスを展開する事業者様のバーチャルiDCとしても機能し、今回のIPバックボーン増強によって各事業者様のブロードバンドビジネスの展開も一層強化されることになります。

 NTTスマートコネクトでは今後も最新の技術動向をふまえた最適なネットワーク構築、IPバックボーン増強を随時行い、西日本エリア最大級のiDCのメリットを活用した品質の高いサービスを提供してまいります。

 


〇語句の説明
(注1) iDC インターネットデータセンター(Internet Data Center)の略称。インターネット上でデータ保管等のアウトソーシングを受け、ホームページや各種データを保守・管理する事業形態を指す。一般的にデータセンターは大地震にも耐えうる強固な設計のビル内二重化された電力供給システムなどのファシリティや大容量インターネット接続環境を有しており、iDCにハウジングあるいはホスティングされたサーバのコンテンツ(ホームページ等)はインターネットバックボーンに大容量で直結しているのと同じ環境をもつことができるようになる。
(注2) ASP アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略称。サーバ上でアプリケーションを一括稼働し、インターネットを通してその機能を顧客にレンタルする事業形態、あるいは、事業の仕組み自体を指す。ASPを利用するとユーザのパソコンには個々のアプリケーションソフトをインストールする必要がなくなるので、企業の情報システム部門の大きな負担となっていたインストールや管理、アップグレードにかかる費用・手間を節減することができる。このようなASPを利用して、企業の情報システムをアウトソーシングするケースはブロードバンド環境の普及とともに増えている。
(注3) MSP マネージドサービスプロバイダ(Managed Service Provider)の略称。企業が保有するサーバやネットワークの運用・監視・保守などの事業形態、あるいは事業の仕組みそのものを指す。MSPを利用することで企業の情報システム部門は運用管理や障害対応の煩わしさから開放されて本来の業務(システム構築、サービス企画等)に注力することできるほか、専門性が高いシステムのためのエンジニアの雇用を不要にすることができる。MSPは専業事業者が提供するほか、iDCやSI事業者がMSPのサービスを利用して自社サービスに付加価値をつけて提供するケースも増えている。

【報道機関からのお問い合わせ】
NTTスマートコネクト株式会社
経営企画部  市橋・梅村
Tel:06-4709-8760
E-mail:info@nttsmc.com