青森県八戸市の「はちのへファミリークリニック」理事長 小倉和也先生は、訪問診療や、
新型コロナウイルス感染症疑いのある患者さまの診察において「ネクステート・シナプス」をご活用されています。
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はちのへファミリークリニック
理事長
小倉 和也 先生 - 「はじめてネクステート・シナプスで聴診したとき、離れていても、しっかり聴こえるんだなと、ということが感動的でした。」
Q.はじめてネクステート・シナプスで聴診したとき、どう感じましたか?
最初にあてた時は、こんなに聴こえるんだなと思いました。正常な呼吸音が強く聴こえるという感じでした。離れていても、しっかり聴こえるんだなと、ということが感動的でした。
Q.ネクステート・シナプスを導入したことで、訪問診療は変わりましたか?
私が外来をしているときに、患者さんの状態に変化があって、訪問看護を呼ばれたさい、聴診してどうだったかというのを聞きたくなるんですが、それを正確に表現するのが医師、看護師にも難しい。呼吸音の強弱や、雑音そのものがどれだけ強いを表現しにくい。特に誤嚥性肺炎の場合は雑音というより肺の音が小さくなることが初見としてあげられるので、言葉で表現するのが難しい。自分の耳で聴きたいと感じていました。
それがネクステートを当てていただくとその場で判断できるということで、患者さんにとってもメリットが大きい。高齢の在宅の患者さんの場合、普段からの比較が重要ですが、普段と比べてどうかと言葉で表現するのが非常に難しい。
コロナの状況の中で、施設は必要な時しか行かない場合でも、時々、オンラインで聴診している方であれば、違いに気づくことができます。それが、こちらが行かなくても必要な時にリアルタイムで確認できるメリットが大きいと感じています。
今までは聴診ができないような状況で指示を出したりしていましたが、医師と患者の関係の中で聴診器を当てるというのは信頼関係の要なんです。それができる環境というのが非常に患者さんにとっても安心感を持っていただいていると思います。
Q.コロナ禍でネクステート・シナプスどう貢献したか?
もともと八戸では、八戸市の在宅医療看護連携推進事業の一環として、ICTによる情報共有の仕組みを展開していて、訪問看護の時に、こちらとつないでオンラインで診察をして、この時に聴診も出来ればいいだろうと常々考えていました。医療資源が特に地方などでは少ない中で、これがあることによって地域の方が安心をさらに高めていく地域づくりがより進んでいくことに期待しています。
小倉和也先生のインタビュー詳細はこちらの動画をご覧ください。(5分)
※当記事に記載されている内容は、2021年3月現在のものです。
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